Webライターなら誰しも「リード文が大事」と耳にしたことがあるのではないでしょうか。
リード文は読者がはじめに読む文章なので、「違うな」と思われた瞬間に離脱されてしまいます。
とはいえ大事なのはわかっていても、実際書くのは結構難しいですよね。
僕もライターを始めたての頃は「書いては消して、また書いては消して…」を100回くらい繰り返してました笑
しかし、リード文は書き方のフォーマットさえ覚えてしまえば誰でも簡単に書けます。(このリード文も5分くらいで書いてます)
そこで、この記事では良いリード文を速く書く方法を具体的に解説します。
記事の最後にフォーマットも用意しているので、リード文がなかなかうまく書けない人はご一読ください。
もくじ
前提:メッセージ・ターゲットをしっかり決めとこう
リード文を書き始める前に、必ず「メッセージ」と「ターゲット」を決めましょう。
要は、「誰に」「何を」言いたいのかを決めるのです。
リード文は、ユーザーの悩みに対して「あなたの悩みはここで解決できますよ」(だから読んでね)と教えてあげる役割があるので、「誰に」「何を」が決まっていないと書けません。
この記事の場合は以下のように考えてます。
- 誰に:リード文が書けなくて困ってるライター
- 何を:簡単にリード文を書く方法
そこまで難しくないので、考えて書き出してみましょう。
リード文の構成を理解しよう
メッセージとターゲットが定まったら、早速リード文を書いていきましょう。
良いリード文を速く・的確に書くには、リード文の構成を理解する必要があります。
僕が考えるリード文の構成は以下。
- 状況/背景
- 問題提起
- 共感
- しかし(意外な事実)
- 解決策/記事で書く内容
- メリット
- 簡便性
ダーっと並べてもピンと来ないと思うので、実際にこの記事のリード文に当てはめて考えてみますね。
Webライターなら誰しも「リード文が大事」と耳にしたことがあるのではないでしょうか。 リード文は読者がはじめに読む文章なので、「違うな」と思われた瞬間に離脱されてしまいます。【状況/背景】
とはいえ大事なのはわかっていても、実際書くのは結構難しいですよね。【問題提起】
僕もライターを始めたての頃は「書いては消して、また書いては消して…」を100回くらい繰り返してました笑【共感】
しかし、リード文は書き方のフォーマットさえ覚えてしまえば誰でも簡単に書けます。【しかし、意外な事実】
そこで、この記事では良いリード文を速く書く方法を具体的に解説します。【この記事で書いてる内容】
記事の最後にフォーマットも用意しているので、リード文がなかなかうまく書けない人はご一読ください。【メリット】
なんとなく伝わりましたでしょうか?
もう少し具体的に説明していきますね。
状況/背景
Webライターなら誰しも「リード文が大事」と耳にしたことがあるのではないでしょうか。
リード文は読者がはじめに読む文章なので、「違うな」と思われた瞬間に離脱されてしまいます。
記事内容について、状況や背景を説明します。 この記事の場合は「リード文が大事って、みんな知ってるよね」という内容。 いきなり結論や主張から入ってもいいのですが、背景/状況というワンクッションあると落ち着いて読める感があります。
問題提起
とはいえ大事なのはわかっていても、実際書くのは結構難しいですよね
「ユーザーの悩み」を問題提起におきましょう。
今回の記事では「リード文の書くのは難しい」という内容です。
問題提起=この記事で解決する問題、ということになります。
共感
僕もライターを始めたての頃は「書いては消して、また書いては消して…」を100回くらい繰り返してました笑
そして、その問題(悩み)に共感しましょう。
この記事では「自分も苦労してた」「書いては消してを繰り返しがちだよね」という内容。
と読者に思ってもらえれば勝ちです。この悩みが読者にドンズバに刺されば読了率かなり上がると思います。(逆にちんぷんかんぷんすぎる共感だと離脱する可能性もあるので注意しましょう)
しかし(意外な事実)
しかし、リード文は書き方のフォーマットさえ覚えてしまえば誰でも簡単に書けます。
問題提起と解決策の間の文章です。イメージとしては以下の通り。
- 大変だよね(共感)
- でも、こうすれば治るよ(意外な事実)←ココ
- それはね、〜〜(解決策)
問題提起して共感したあとに、その問題は解決できることを伝えましょう。
この部分はユーザーの興味をひくために、意外な事実だととても良いです。(意外な事実がある場合)
この記事でいうと「フォーマットさえ覚えれば簡単にリード書けるんだよ!」の部分。
解決策/この記事で扱う内容
そこで、この記事では良いリード文を速く書く方法を具体的に解説します。
ユーザーがこの記事で何が読めるのか?を明示しましょう。
リード文を読んで、自分の求めている情報が出て来ないと読者は離脱しやすいと言われています。
離脱を防ぐために「あなたが求めている情報はちゃんとここにあるよ!」と示すイメージです。
メリット
記事の最後にフォーマットも用意しているので、リード文がなかなかうまく書けない人はご一読ください。
最後に「この記事を読むメリット」や「簡単にできるよ」ということを伝えてあげます。
この記事だと「記事の最後にフォーマットあるやで!」の部分。 読者は基本的に忙しくて、面倒臭がり屋です。
読む必要性を感じなければすぐに離脱してしまうんですよね。
それを防ぐために「この記事を読んだらこんな風になるんだ!」というメリットや「あ、こんなに簡単にできるんだ」という簡便さを伝えてあげるのです。
簡便性は今回の記事では書きませんでしたが「5分で読めるので〜」とか、「誰でもできます」とかが具体的な例ですね。
リード文を書くときの順序
リード文を書く順序にも少しポイントがあります。 以下の順で書いてみましょう。
- 解決策/記事で書く内容
- 問題提起
- 状況/背景
- 共感
- しかし
- メリット/簡便性
「解決策/記事で書く内容」から書くのは、一番カンタンだからです。
記事で書く内容は「ターゲット」と「メッセージ」を決めた時点で明確になっているので、それをそのまま書けばOK。
「解決策」を書いたら次は「問題提起」を書きましょう。
問題提起は要は読者の悩みです。この記事をどんな悩みを持った人に送りたいかを考えてみると出てきやすそうですね。
【問題提起】と【この記事で書いてる内容】が出来上がれば、
- こんな悩みがありますよね?
- だからこんな解決策を提示しますよ
という感じで入り口とゴールが設定されるのでとても書きやすいです。
あとは上から順に、もしくは書きやすいとこから書いていきましょう。
余談:最近は冒頭セリフとかよく使われてますね
最近は、冒頭にセリフで読者の悩みを代弁する記事をよく見かけるようになりましたね。(僕も良く使ってます)
具体的には以下のような形。

冒頭のセリフとして具体的に読者の悩みを書いてますが、それ以外の構造は基本的に変わりません。
この型を使うと読者の悩みから入るので、記事内で何を解決すべきか明確になるので結構おすすめです。
フォーマットはこちら
もうすでに紹介した通りですが、リード文のフォーマットは以下の通りです。
- 状況/背景
- 問題提起
- 共感
- しかし
- 解決策/記事で書く内容 *ここから書く
- メリット
- 簡便性
僕はこのフォーマットを単語登録していて、【りど】と打つと出てくるようになっています。
記事を書くときに毎回思い出す必要もなく同じフォーマットで書けるのでとても便利。おすすめっす。
おわり
ライティングは難しく思われがちですが、型を覚えるだけでかなり楽になります。
今回はリード文でしたが、構成や、書き方にも型があり、それを覚えるだけでかなり楽になります。
1つ1つ型を身につけて、速くて良いライティングができるようになりましょうね! 少しでも参考になれば幸いです!
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