まつ(@mats2_n)です。
最近周りでクラウドソーシングをやっている人が増えてきて、案件獲得が出来ずに消耗している人が多い印象です。
そこで今回はクラウドソーシングで良い案件を獲得する為の具体的な方法について書きます。
僕も始めたての頃どうすれば良いのかわからず、色々と試行錯誤しました。 2ヶ月やってみて「どうすれば案件が取れるか」とか「どうすれば効率いいか」とか色々見えてきたので、その辺を共有します。
「これからクラウドソーシング始めてみようかな〜」と二の足を踏んでいるひとや、
「クラウドソーシング始めたけど案件取れねえぞ!」と地団駄踏んでいる人に、参考にしてもらえればと思います。
もくじ
基本編:まずはプロフィールを充実させる
まずは基本編から。
登録したら、さっそく案件をやってみよう!となりがちですが、プロフィールが充実していないと、案件に応募してもまず通りません。
面倒ですが近道になるので、まずはここから。
プロフィールを全て埋める
クラウドソーシングの場合、対面ではないので仕事する相手の顔が見えません。なので、いかに「この人は安心できるな」と思ってもらえるかが鍵になります。
- 自己紹介
- スキルセット
- 経歴・資格
- スキル
がプロフィールの項目です。全て埋めましょう。
書く内容に正解はありませんが、少なからず「どんな人か」「どんなことが出来るか」がわかるように書くと良いです。
具体的にどういうことを書けば良いのかわからなければ、他の人のプロフィールを参考にすると良いと思います。。特に認定ランサーはランサーズ内で一定の基準をクリアして認められたランサー達なので、参考になります。
ただぶっちゃけの発注者目線でいうと、「プロフィールが良いから選ぶ」みたいなのはあんまりないです。(それより提案文の方が大事です。)
ですが、適当だったり空白だったり、減点要素になることはあります。時間をかけすぎず、まぁ無難な感じで問題ないかな〜というのが個人的な意見です。
認証も全て済ませる
認証も全て済ませましょう。 ランサーズの場合
- 本人確認書類提出
- 機密保持確認
- ランサーズチェック
- 電話確認申請
の4種類あります。
どれも申請自体は数分で終わりますし、プロフィールと違って事務的にパパッと出来るので絶対やっておいた方がいいです。
プロフィール画像を設定する
始めたばかりの人だと特になんですが、プロフィール画像が初期画像のままの人って多いんですよね。
プロフィール文と同じですが、写真なしだとどんな人か見えにくいですし、何も設定していない=本気度がないという印象にもつながるので何かしらは設定したいですね。。
じぶんの写真を設定するのも良いし、ココナラで安価で似顔絵描いてもらえます。自分の写真を載せるのに抵抗がある人はそれでも十分だと思います。
「初心者です」はいらない
プロフィール上に「ライティング初心者です」とか「学生ですが頑張ります」とかは必要ないです。
始めたては仕事ができるか不安で、そういう予防線をはりたくなる気持ちはわかるのですが、発注者にとって初心者を採用するメリットはないですからね。
嘘をつく必要はありませんが、ネガティブな情報を出す必要もありません。それよりも自分が出来る範囲のポジティブなことをアピールしましょう。
例えば、、
- 「ライティングは初心者ですが、がんばります」
- 「学生時代レポートを書いていたので、簡潔で伝わりやすい文章が書けます」
どっちの方が仕事を依頼したいでしょうかね?もちろん人にもよりますが、後者の方が多いんじゃないでしょうか。
予防線をはるのではなく、自分のポジティブな部分をアピールしましょう。
案件の探し方編
プロフィールを完成させたら、案件を探します。
条件の悪い案件をとってしまうと時間の無駄になりますし、案件探し自体に時間をかけすぎても無駄なので、いかに効率よく良い案件を探せるかが鍵になります。
では具体的にどうすればいいのか、以下4点を意識しましょう。
- タスクはやらない
- 文字単価1円以上の案件だけ選ぶ
- 新着案件をチェックする
- 「保存した検索条件」を活用する
具体的に説明していきますね。
タスクはやらない
ランサーズでは、タスクとプロジェクトとコンペと3種類仕事の獲得方法があります。(ライティングの場合コンペはほぼない。)
その中でもタスクは単価が低いので、手を出さない方が良いです。
始めたばかりの時に実績を作る為、もしくはライティングがどんなものか試すために1~2回やるのは良いと思います。
ただ、心理的負担が少ないからと言ってタスクに依存していると、間違いなくいつまでたっても稼げないです。
少し厳しい言い方ですが、稼ぐためにクラウドソーシングを使うなら、タスクは割けましょう。
文字単価1円未満の案件には手を出さない
また、文字単価1円未満の案件にも手を出さないようにしましょう。
冷静に考えて、例えば単価0.3円の案件と単価1.5円の案件だったら、同じ文字数で稼げる額が5倍違ってくるんですよ。
結構馬鹿らしくないですか?同じ文量書いているのに、自分だけ報酬低いんですよ。嫌になっちゃいますよね。
文字単価が低い案件は心理的ハードルも低くて書きやすいという側面もありますが、逆に文字単価が高ければある程度緊張感を持って執筆できるので、上達もしやすいです。
効率の為にも、上達の為にも、文字単価1円以上の案件を狙うことをオススメします。
新着案件をチェックする
案件を探すときは、新着案件から探すようにしましょう。
新着案件の場合、すでに提案しているライバルが少ないからです。 50人が提案している案件よりも、自分だけしか提案していない案件の方が通過率は高いでしょう。
時間が経つにつれて他の提案も多くなりますが、早く提案した方がクライアントに見てもらえる率が高くなります。
↑この赤丸のところ押すと新着案件から表示してくれます。
「保存した検索条件」を活用しよう
検索条件を保存する機能を活用して、効率的に案件を探しましょう。
僕は、「カテゴリ:ライティング」「プロジェクトのみ表示」「新着案件」の3つを指定して保存しています。
僕の案件の探し方を紹介します
①まずは保存した条件で案件を出す
上で紹介した「保存した検索条件」を使って案件一覧を出します。 ↑ページ上部の「仕事を探す」ボタンからでもできる。
②タイトルで文字単価1円以上っぽい案件を探す
探す基準は文字単価なので、「何文字」で「何円」なのかを見て案件を探します。
1つ1つ案件を見ていくこともできますが時間がかかるので、ある程度はタイトルに記載されている文字数と金額で判断します。
わかりやすいものだと、タイトルに【文字単価1円!】と書いてあったりもしますが、書いてないのも多いので、「1円以上っぽいぞ?」と思ったら開いていきます。
続けていると段々どういう文言の案件は条件が良いのか予想がつくようになってくので、はじめは気になったものは片っぱしからクリックしてみましょう。
僕の経験的に微妙な案件に多い記載を紹介すると、こんな感じです。
- 【初心者歓迎!】や【全員採用!】と書いてある案件→初心者向けに単価が低いことが多い。
- 文字数や記事数を書かずに「20,000円」など金額のみ書いてる案件→10記事・4,000文字!とか、結局1円以下のケースが多い。
その他にもありそうですが。
*2018年9月追記*
Lancersでもクラウドワークスでも文字単価が出るようになっています! ランサーズだと案件検索結果の左側に文字単価での絞り込みが可能に。
クラウドワークスでは案件概要に表示されます。
③良さそうな案件を全てタブで表示
良さそうな案件を見つけてもすぐには提案せず、まずは案件だけをピックアップします。
Google ChromeだとCommandボタンを押しながらクリックすると、タブ表示をしてくれます。
↑こんな感じになる
④1個ずつチェック→提案
あらかた良さそうな案件を洗い出したら、次はその内容をチェックしていきます。
僕がチェックしている項目は、依頼内容・文字数・記事単価・記事数のあたり。
依頼内容で題材や内容をざっくりチェックしたときに、「写真◯枚」や「WPで入稿まで」という条件があると、プラスで時間がかかるのでそれも加味する必要があります。
また、ページ下部に文字数・記事単価・記事数の欄があります(ないやあつもある)。
書いてある案件であれば、そこを見れば文字単価がすぐにわかります。
↑こんな感じ。この案件の場合3,000文字1,500円なので、文字単価は0.5円。
チェックしてみて条件の良い案件だったら提案していきます。
案件の提案編
案件探しまでできたら、次は提案です。
プロフィールと同様、クライアントは提案文を見て仕事を発注するか判断します。
内容の薄い提案をしている。出された指示と違う提案をしている。などは論外で弾かれます。
クライアントに刺さる提案文を考えましょう。
提案文のフォーマットを作る
毎回提案文を1から考えて入力すると時間がかかるので、提案文のフォーマットを作りましょう。
作ったフォーマットは提案時に呼び出せます。
提案文はプロフィールと違って他の人のを参考にすることができません。
なので、既にあるテンプレート通りに書いている人も多いのではないかと思います。
そういった人たちと差別化するために、テンプレート通りに書くのではなく、自分なりの見やすくて熱意の伝わる提案文を作っておきましょう。
僕は、案件の種類によって3種類の提案に分けていて、定型文プラス案件に合わせたアピールを書いています。
とにかく提案!
フォーマットを作ったら、とにかく提案しまくる!
始めたてはまだ実績がないので、案件が通りにくいです。それを数でカバーしようという、わかりやす〜い作戦です。笑
「複数案件を抱えたら大変だから、1個ずつ提案しよう」とか思ってるとなかなか実績できないです。
もし提案が通り過ぎて、自分のキャパオーバーになる場合はお断りすればいいだけです。
「でもクライアントに迷惑がかからずギリ出来そう!」ってくらいだったらやった方がいいです。経験値だいぶたまる。
はじめは単発案件、しばらくしたら継続案件を狙う
最初は実績を作るために、2~3本の案件やテストライティングありの単発案件を狙います。
はじめのうちから1案件20記事などのプロジェクトに参加すると、その20記事を納品し終えるまで実績がつきません。
実績は1プロジェクト毎につくので、はじめのうちは実績が早く作れる単発案件が狙い目です。
ある程度実績がたまってきたら、今度は継続案件を狙いましょう。 単発案件は実績がつきやすい反面、案件を探し続ける必要もありますし、毎回クライアントの求める文体や条件が違うので効率が悪くなります。
継続案件を獲得すれば案件を探す時間を節約できますし、勝手がわかっている状態で記事を書くので効率的です。
まとめ
ずらずらと書いてきましたが、僕が実際に10万円稼ぐ際にに実践してきたことなので、割と役に立つんじゃないかなあと。
あくまでも僕流のやり方なので、他にも「こんなやり方してます!」とかあったら教えて欲しいです。
ライティングに慣れてきている人だったら、サグーライティングプラチナとかはオススメです。基本的に文字単価1円以上の案件しかないので。
テストがあるので全員できるわけではないですが、自分の実力試しとして受けてみるのもありでしょう。
はじめのうちはわからないことだらけで苦労も多いですが、とにかく数をこなしていきましょう!
数ヶ月後には「あぁ、あんな時代もあったんだなぁ(遠い目)」と言える日が来ると思いますよ^^
とにかく今は打席に立ちまくる思いで、頑張ってみてください!
この記事が少しでもその役にたっていれば嬉しいです。それでは!
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