モチベーション革命という本をちょびっと読んで、考えたことをまとめました。
■読んで欲しい人
20代~30台で働き方や生き方に悩んで苦しんでいる人(過去の自分)
■この記事で言いたいこと
働き方・生き方に違和感を感じているのであればそれを大事に一歩踏み出してみたらいいんじゃない?といいたい。
それではどうぞ。
世代が変われば幸せのものさしも変わる
1つ前の世代は社会の空白を埋めるために働いていた。とても大義でさぞやりがいがある素晴らしいこと。
夢中になる見返りに、誇りのようなものを得ていたんだと思う。「俺がこの日本を支えている」的な。
お金や地位が幸せのバロメーターだったのかもしれない。
でも今の世代は違う。
生まれた時から世の中にものやサービスは溢れている。埋める空白はなく、すでに埋まっている場所に上積みするだけだ。
幸せのバロメーターも、お金や地位だけではなくなっているだろう。
いや、なんなら上の世代にも本当はもっともっと多様な幸せのものさしがあったんだろう。
それに対して社会のものさしが大きすぎただけだ。
旅で世界中のものさしをみた
個人的な話をすると、僕は大学生の時に休学して世界一周をした。当時は休学して世界一周する学生は沢山いて、さほど珍しくなかったし、難しいことでもなかった。
サークルを引退して、これから就活だ!!という時に「このまま就活して働きたくない…!」と思ったのがきっかけ。
辛いことから逃げたい気持ちもあったろうけど、どこかで感じていた違和感に対する僕なりの抵抗だったんだろう。
その違和感に従順に動いて良かったと思う。
24カ国を訪れて、多くの価値観に出会った。国が変われば幸せのものさしも変わる。
成功のために貪欲に働きお金を得ることが幸せという人もいれば、焚き火の周りで仲間と歌ってるのが幸せという人もいて。
日本を捨てて自分の違和感とひたすらに向き合い続ける旅人がいたり、神様に自分の全てを捧げると言わんばかりの人生を送ってる人もいたり。
なんか、自分が認められた気がした。日本でもやもやっと違和感を感じてたけど、別に異常じゃないんだと。
自分の幸せのものさしを追いかけて良いんだと感じた。
まぁ結局帰国してから就職するんだけども
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でも今だからこそ、その経験を財産に思える。
旅立つ前に感じた違和感に従順に、今はフリーで働いてる。
会社しか選択肢がないと思っていたけど、それ以外の選択肢で生計をたてられている。
今は「年内100万!」という目標をたててお金を追っているけど、自分のやりたいことの為であって、100万が目的ではない。
自分が作った目的のためにする努力はあんまり苦しくないということも感じている。
あとで振り返って「お金を追うべきではない」とか言ってそうだけど、それは追ったからこそ言えることだしまぁいいよね笑
どうぞ違和感を大切に
時代が変わって今まで潜在していた価値観が顕在化してきている。
にもかかわらず、会社のありかたはあんまり変わってないんじゃない?
幸せの価値観は時代によっても変わるし、同じ時代でも個人によって全然違って当然のもの。
だから、今の働き方に違和感を感じている人は、その違和感を大事にしてあげてもいいんじゃないかなと思っている。
少なくとも人や組織や社会のものさしではなく、自分のものさしに従って行動していれば、現状への不満や愚痴はなくなるので。
僕はフリーランスで働くことが正解に近かった(最適解かはわからない)けど、僕のものさしを他人に強要するつもりは全くない。会社で働くことが自分の正解なのであればもうそれは最高。辞める必要ない。
繰り返しになるけど、どこかで違和感を感じているのであれば、その気持ちに従順に一歩踏み出してみることをおすすめする。
一歩踏み出したとしても、簡単には自分の理想にはならないでしょう。でも確実に近づきはする。
少なからず、目的地と違う方向に、自分で目を塞ぎながら歩き続けるよりはましだと思う。
傲慢な願いだけど、働き方や生き方で苦しむ人が減るとうれしい。
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